今の地元に引っ越して来た時にも真っ先に探したのは玩具屋で・・一軒は今は移転してラジコン屋だが、当時雪の中・・ガラス戸を潜り抜けた時には、時代だったのだろう真正面にテレビゲームの陳列ケースがあったものだ。。
そしてもう一軒。謎の廃屋の様な店舗があった・・そこは文房具屋であったが、どこのモノとも知れない古ぼけた洋式タコが陳列されていて、かつてはそう言った玩具の類もあったのだろうと推測された。
通常なら中に入って何かしらのお宝物色でもするところだが・・人がいるのかどうかも分らない。。
後日になって1人の老女を発見したが・・その周囲には猫の群れが存在し、ネコノミでも連れ帰ったら大変だからと・・結局中に入る事は無かったのだが、季節になると増えてゆく子猫と軒先で梅干を干す光景が見られていた。
・・美味しいのだろうかなあ、、などと考えながらよく通り過ぎていたのだが・・
数年前に猫屋敷の主は突然交通事故で亡くなられた。
主を失い、猫たちも何処かへ引き取られ・・季節が来ても子猫の姿も梅を干す光景も見られなくなり。。それでもそれはそこに永遠に存在し続けるものだと思い続けていた。
・・撤去が始まっていた。
・・何もかもが変わってゆくのだなあ。
その昔取材に訪れた民放リポーターが同店舗の名物:落雪アタックを喰らっていたのも思い出される。