玩具好きのチラシの裏
「○○さんの漫画面白いですよ〜・・絵は下手くそだけど」
『バ・・』 もう一人の肘打ちがスローモーションで刻み込まれる。 ・・そんな事は言われなくても分かっている訳で・・まあ、漫画が面白いと言うのも眉唾ものだろう・・。だからと言って漫画を描くのを止めるのは毛頭ないわけで・・。 小学校2年の時だろうか・・友人3人で漫画サークル?を作り鉛筆書きの漫画を交換した。友人3人の間だけにして置けば良かったものの・・絵を描く事の楽しさに取り付かれた自分はその翌年の年賀状を漫画絵であちこちに送りつけた。 「下手くそな絵の年賀状」 それ以後、漫画を描く事は無くなった・・正味3ヶ月位であったろうか・・。 その後、自分は絵に対してあらゆる評価を拒絶するようになった・・それがプラスであろうとマイナスであろうと自分にとっては同等のものでしかなかった。 「この絵。いいなあ、展覧会に出そう」 次の瞬間、自分はその絵を塗りつぶした。 自分は他人に評価されたくて絵を描くんじゃない・・自分が描きたいから描くのであってあらゆる評価は必要ない!! ・・純粋な創作への本能のみ。まあ、それが自分の根源にあるだろう事は明白だ・・ちょっと嫌な小学生だが(爆) ・・その後、紆余曲折あって20才を過ぎてから本格的に漫画を描こうとしたまでは良かったが・・その辺の漫画少年に較べてもその実力差は歴然としていた・・。 「○○さんの漫画面白いですよ〜・・絵は下手くそだけど」 ・・だからと言って漫画を止めるつもりは、もうなかった・・。 課題はあまりにも山積みだった・・それをひとつひとつ潰していかなければならない訳で・・。 ・・エロ漫画も描いた<オイオイ。 しかし結局、エロ漫画を描くのが好きでたまらない人にはかなう訳も無く・・途中で挫折<ヌル。 でも、その際に制服デザインを色々試行錯誤している内に・・制服をデザインする事自体は楽しくなったので・・まあ、無駄にはならなかったのだろうと・・。 で、スタート時点からものすごく引き離された同人仲間にも何とか追いつこうと・・あれこれもがきまくる。でも、追い付こうとすれば当然引き離される・・当たり前の結果・・。 ところが、ある日気付いてみると・・みんな見かけなくなってしまっていた訳でorz 「まだ、漫画なんて描いてるの?」 「・・・・。」 ・・いや、きっと見かけないのは自分が無知なだけで本当はPNが変わっていて、きっと自分は今も追いついてはいないのだ・・いない筈だ・・。 ネットを見回しても絵の上手い人は山ほどいる・・漫画の上手い人も山ほどいる。 ・・だが、残念ながら自分はもうこれ以上の成長は無理臭いorz それが「40になると言う事」だ・・集中力は途切れがちになるし、細かい作業も身体的負担となる・・。 これから、自分に出来る事は今までコツコツ積み重ねてきた事を統合する事・・。 本当はもっと絵が上手くなりたいし・・苦手なメカも克服したいが・・無理臭いorz ・・だからと言ってやはり多少はやるのだとは思うのだけど・・。 ・・自分がどれほど若さを羨望の目で見ているか・・と言う話;┐(´~`)┌「むきゅ〜。 若いだけでその可能性は無限なのだから・・。 PR |
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