私生活のない女

今でもあるらしいのですがフジテレビの字幕CM無しの深夜映画放送枠ミッドナイトアートシアターでこの作品を見たのは何時の事だったのだろうか・・。

私生活のない女

ヘア無修正版ですよヤッター！・・と言う訳ではなく。DVDはこれしか出ていないだけです。LDも入手できなかったので（出たの？）取り敢えず買う事にしました。
内容はアンジェイ・ズラウスキーですから・・一般の方にはちょっとオススメ出来ないと言う事になるのでしょうか？（世間的には・・自分的にはオススメ）
現実と非現実がごちゃまぜになって自分が今どこにいるのかもわからなくなる様なトリッキーな演出は最高だと思いますが・・精神的にアッチの世界に行ってしまいそうな方は観ない方がいいかと思われます。

この、現実と非現実がごちゃまぜになるトリップ感は同監督のポゼッションにも通じる部分があってこちらもオススメ・・でも廃盤orz（多少ホラー系なので御注意下さい）

こちらはレーザーディスクを所有しているのでDVDは買いませんでしたが・・音楽をあまり多用せずいきなりグワッ！・・とくる演出がかなりドキドキします。
そろそろ来るぞ・・来るぞ・・と思っている内にこの映画のトリコとなっている事でしょう。

・・とは言うもののこの作品も人を選びます。
以下はＬＤ（発売元・大映）の佐藤友紀氏の作品解説より抜粋となります。

”ズラウスキーの最高傑作！”と評価する声もあれば、”唾棄すべき映画”と糾弾する人間もいるという具合に・・

まあ・・そう言う事で・・。
ちなみに自分は感動して泣きました（※特殊すぎる例です）・・御注意を

で、私生活のない女ですがこちらの佐藤友紀氏の作品解説によりますと

ドストエフスキーの「悪霊」をベースにした『私生活のない女』

・・とあります。まあ、自分はドストエフスキーを読んだ事がないので詳しい事はわかりません。あくまでベースと言う事だと思います。追記：作品中で取り扱っていると言う事の様ですorz
・・１度しか観てないからなあ・・早く届け。

ちなみに同監督の他の作品は私の夜はあなたの昼より美しいが何だか微妙だったので後は知りません（オイオイ）